CD名盤

#60 Since We Met

「Since We Met」
Bill Evans(Fantasy)

60evans
1. Since We Met
2. Midnight Mood 
3. See-Saw 
4. Sareen Jurer
5. Time Remembered
6. Turn Out the Stars 
7. But Beautiful 

Bill Evans(p) Eddie Gomez(b) Marty Morrell(d)

エヴァンスはニューヨークのジャズ・クラブ「ヴィレッジ・ヴァンガード」でいくつもの名演を残してきた。この1974年に残されたライヴ盤も例外ではない。
エディ・ゴメス(b)にマーティ・モレル(d)という歴代エヴァンス・トリオの中でも強力なメンバーによって残された8曲は全てがエヴァンストリオを代表する演奏だ。
みなぎる緊張感の中で綴られる繊細なタッチ。
エヴァンスの魅力とともに最高峰のピアノトリオによる極上のプレイが味わえる。

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#59 Flight To Denmark

「Flight To Denmark」
Duke Jordan(SteepleChase)

59duke
1. No Problem 
2. Here's That Rainy Day   
3. Everything Happens to Me 
4. Glad I Met Pat
5. Glad I Met Pat
6. How Deep Is the Ocean?   
7. On Green Dolphin Street   
8. If I Did - Would You?
9. If I Did - Would You? 
10. Flight to Denmark   
11. No Problem
12. Jordu
Duke Jordan(p) Mads Vinding(b) Ed Thigpen(ds)

スティープルチェイスと契約しているレコード会社の担当者から聞いた話。
「このレーベルは何度再発売しても「フライト・トゥ・デンマーク」が一番売れる。もうみんな持っているはずなのに不思議と売れる。本作に限ったことではないが、ロングセラーに偽物はない。
不遇生活と決別すべく渡欧したジョーダンが、まるで北国のセンチメンタルな冬空を描くかのような哀切のピアノを聞かせる。ぜひ一家に一枚。

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#58 The Bill Evans Album

「The Bill Evans Album」
Bill Evans(CBS)

58evans
1. Comrade Conrad
2. Two Lonely People
3. Funkallero 
4. Sugar Plum
5. Waltz for Debby
6. Re: Person I Knew
7. T.T.T. (Twelve Tone Tune) 
8. Waltz for Debby
9. Re: Person I Knew 
10. Funkallero

Bill Evans-(Piano,Rhodes) Eddie Gomez(B) Marty Morell(D)

CBSに移籍して吹き込んだ1作目。
話題は大胆にエレクトリックピアノを弾いていたことと「ワルツ・フォー・デビー」が再演されていたことか。
当時のエヴァンスは、それまでの殻を破ることに懸命だった。
それゆえにエレクトリック・ピアノまで用いて表現の拡大を図ってみせた。
それはそれで一応の成果を収めたと思うが、音楽的に大きな発展を示すには至らなかった。そのことを考えれば過渡期的な作品といった一面もある。

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#57 Under Paris Skies

「Under Paris Skies」
Freddie Redd(Futura Swing)

57freddie
1.Diane I Love You
2.Bleeker Street Blues
3.To Bud With Love
4.This Heart Is Mine
5.You
6.My God Is Love
Freddie Redd(p) Didier Levallet(b) Didier Carlier(ds)

フレディ・レッドはジャズ史にれ燦然と名前を残しているわけでもなく、ピアニストとしてドデカイことを成し遂げたわけれもない。
しかしそのレッドが織り成す、うら寂しいメロディで埋まった本作が、もしこの世から姿を消したらとても悲しい。
全曲がレッドの自作。すべて佳曲。
涙腺をひたすら攻撃する切ないピアノは間違いなく日本人好み。

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#56 Sleeping Be

「Sleeping Bee」
Billy Taylor(MPS)

56taylor
1.LA PETITE MAMBO
2.THEODORA
3.PHARAPHRASE
4.BYE Y'ALL
5.DON'T GO DOWN SOUTH
6.BROTHER WHERE ARE YOU
7.THERE WILL NEVER BE ANOTHER YOU
8.SLEEPING BE

BILLY TAYLOR(p) BEN TUCKER(b) GRADY TATE(ds)

黒人ピアニストの中ではテイラーが最もエヴァンスに近いタッチの持ち主だった。
しかし、スタイル的にはこちらの方が少々古い。世代的な差もあれば、バックグラウンドも違う。
それでもふたりに共通したものが認められるのは、ともに従来のハーモニー感覚から逸脱しようと試みていたからだ。スウィンギーなタッチを売り物にしていたテイラーは、その分、聴きやすいプレイが魅力だ。平易な表現でも高い創造性は保てる。これはそのことを示した快作だ。

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#55 Bill Evans At The Montreux Jazz Festival

「Bill Evans At The Montreux Jazz Festival」
Bill Evans(Verve)

55evans

1. One for Helen
2. Sleepin' Bee 
3. Mother of Earl
4. Nardis   
5. I Loves You, Porgy 
6. Touch of Your Lips 
7. Embraceable You   
8. Someday My Prince Will Come
9. Walkin' Up   
10. Quiet Now
11. Walkin' Up 

Bill Evans(p) Eddie Gomez(b) Jack Dejohnette(ds)
Recorded in Jun 1968

エヴァンスはいくつもライブ録音を残したが、とりわけこの作品にはいつになく硬派なタッチが記録されている。
これもエディ・ゴメス(bs)、にジャック・デジョネット(ds)の強力リズムセクションと共演した結果だ。
トリオという少人数の編成でこれだけ奥の深い表現をしてみせたことにも驚きを禁じえない。
ライブの要素も彼らに良好な刺激を与えた。演奏は三者が対等な関係で進行していく。
その上で、エヴァンスは自身の音楽性を自然な形で発揮してみせる。

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#54 The Way I Really Play

「The Way I Really Play」
Oscar Peterson(MPS)

54peterson

1. Waltzing Is Hip
2. Satin Doll
3. Love Is Here To Stay
4. Sandy's Blues
5. Alice In Wonderland
6. Noreen's Nocturne

Oscar Peterson(p) Sam Jones(b) Bob Durham(d)

1960年代後半、ピーターソンは所属するMPSの社長宅にある最高のピアノ、ベーゼンドルファーを弾いて何枚かの優れた作品を残している。
中でも最初に発売されたこのアルバムが素晴らしい。
リラックスしたムードで次々とおなじみの曲が演奏される。
その代表的な1曲「サテン・ドール」を聴けばこの日のピーターソンがいかに寛いでピアノを弾いていたかがわかる。
プレイも最高なら録音も最高。この時期に彼が残したベスト・アルバム。

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#53 Now He Sings,Now He Sobs

「Now He Sings,Now He Sobs」
Chick Corea(Solid State)

53corea

1. Steps - What Was 
2. Matrix 
3. How He Sings, Now He Sobs   
4. Now He Beats The Drums, Now He Stops 
5. The Law Of Falling And Catching Up   
6. Samba Yantra   
7. Bossa   
8. I Don't Know   
9. Fragments   
10. Windows   
11. Gemini   
12. Pannonica   
13. My One And Only Love   

chick corea(p) miroslav vitous(b) roy haynes(ds)

チックが魅力を存分に発揮して見せた初期の傑作。
彼の音楽性を十分に理解したメンバーであるベースのミロスラフ・ヴィトゥスとドラムスのロイ・ヘインズによるトリオが斬新なプレイを繰り広げる。
チックならではの”幾何学風”フレージングで構成された「マトリックス」はこの作品の代表的な1曲で、疾走感にあふれたタッチが痛快で小気味いい。
この演奏を筆頭に、この作品ではエバンスとは異なるリリシズムとインタープレイが新時代の到来を告げている。

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#52 Piano For Nuria

「Piano For Nuria」
Tete Montoliu(MPS)

1 BLUES FOR NURIA
2 TRANQUILLOGY
3 ALONE TOGETHER
4 SPEAK LOW
5 VISCA L'AMPURDA
6 I SURRENDER, DEAR
7 STABLEMATES

52monteliu

Tete Montoliu(p)Peter Trunk(b) Al Tootie Heath(ds)
Recorded in Feb 1968

エヴァンスにヨーロッパ的なタッチを持ち込んだらこんなプレイをするのではないだろうか?
そんなことを思わせるのが、モントリューのこの作品。
ヨーロッパ的なものとは、すなわちクラシックに通ずる荘厳な響きや穏やかな表現のことである。
モントリューはクラシックから大きな影響を受けていないが、やはりヨーロッパ的。
そしてスペイン生まれということもあって、パッションの表現も大胆だ。
そこにジャズ的な魅力が息づいている。

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#51 Full View

「Full View」
Wynton Kelly(Milestone)

51kelly

1.I WANT A LITTLE GIRL
2.I THOUGHT
3.WHAT A DIFF'RENCE A DAY MADE
4.AUTUMN LEAVES
5.DON'T CHA HERE ME CALLIN' TO YA
6.ON A CLEAR DAY
7.SCUFFLIN'
8.BORN TO BE BLUE
9.WALK ON BY

WYNTON KELLY (p) RON McCLURE (b) JIMMY COBB (ds)

原曲の持っている「歌」の転がし方、節回しが心憎いほど見事。
最晩年に録音されたリーダー・アルバムだ。
ほのかな甘みもジャズの魅力だろう。
ケリーのソロ盤の中では、個人的に最も聴く機会が多い。

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#50 Hamp's Piano

「Hamp's Piano」
Hampton Hawes(MPS)

50hampton

1. Villingen Blues 
2. Rhythm 
3. Black Forest Blues 
4. Autumn Leaves 
5. What Is This Thing Called Love? 
6. Sonora 
7. I'm All Smiles 
8. My Foolish Heart 

Hampton Hawes(p) Eberard Weber(b) Claus Weiss(ds)

ジャズという音楽の与える黒々とした感覚も、実はアメリカ流録音のなせるわざが結構あるのではなかろうか。
旧西ドイツのレーベル、MPSが録音したクリアーなピアノのサウンドは、黒人ピアニスト、ハンプトン・ホーズのイメージを一新した。
キレの良いタッチにちょっぴり叙情味をたたえたホーズの個性はそのままながら、あたかも新人ピアニストが誕生したかのような斬新な驚きを我々に与えたのだった。

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#49 Here Comes Earl "Fatha" Hines

「Here Comes Earl "Fatha" Hines」
Earl Hines(Contact)

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1.Save It Pretty Mama
2.Bye Bye Baby
3.Smoke Rings
4.Shoe Shine Boy
5.The Stanley Steamer
6.Bernie's Tune
7.Dream Of You

Earl "Fatha" Hines(p), Richard Davis(b), Elvin jones(ds).
Rec. Jan. 17, 1966.

ルイ・アームストロングとの共演をはじめ、20年代からジャズの第一線で活躍したハインズは「ジャズ・ピアノの父」と呼ばれた大御所だ。
ここではエルヴィン・ジョーンズ(ds)とリチャード・デイヴィス(bs)という、録音当時最も先鋭的なタイプのリズム・セクションを従えて優雅なくせに骨太で、黒檀の家具のような重厚な輝きを放つ、見事な演奏を聴かせている。
スウィング・ジャズが苦手な方にも自信を持ってお薦めしたい「本物のジャズ」だ。

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#48 The In Crowd

#48「The In Crowd」
Ramsey Lewis(Argo)

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1. "In" Crowd   
2. Since I Fell for You
3. Tennessee Waltz 
4. You Been Talkin' 'Bout Me Baby
5. Love Theme from "Spartacus"
6. Felicidade (Happiness) 
7. Motherless Child
8. Come Sunday
9. Party's Over

RAMSEY LEWIS (p) ELDEE YOUNG (b,cello) RED HOLT (ds)

70年代にはフュージョンのスターとして活躍したルイスの、R&Bやブルースに共通する黒っぽい泥臭さを際立たせた、シンプルにグルーヴする演奏がぎっしり詰まったライヴ盤。
聴衆が演奏中に放つかけ声もなんともファンキーで黒人街の狭いクラブの雰囲気がそのまま真空パックされているようだ。
ちなみに「ジ・イン・クラウド」とは「わかっているお客たち」みたいな意味。
今のクラブ世代なら「インなクラウド」って訳せばわかりますよね?

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#47 Live at The Trident

「Live at The Trident」
Denny Zeitlin(CBS)

47denny

1 INTRODUCTION/ST. THOMAS
2 CAROLE'S WALTZ
3 SPUR OF THE MOMENT
4 WHERE DOES IT LEAD
5 LONELY WOMAN
6 MY SMINING HOUR
7 QUIET NOW
8 AT SIXES AND SEVENS
9 WHAT IS THIS THING CALLED LOVE

Denny Zeitlin(p) Charlie Haden(b) Jerry Granelli(ds)
Recorded in Mar 1965

ザイトリンは精神科医としての生活の傍らジャズ・ピアノを弾く、異色のピアニスト。
ビル・エバンス的なリリカルな味わいと、フリー・ジャズを通過してきた「なんでもあり」の冒険精神が混在するプレイは、たしかにきわめて知的な雰囲気だ。
ソニーロリンズの「セント・トーマス」や、オーネット・コールマンの「ロンリー・ウーマン」といったピアノでは異色のレパートリーを採り上げてごりっとした存在感のある演奏を展開している。

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#46 Trio'65

「Trio'65」
Bill Evans(Verve)

46evans

1 Israel
2 Elsa
3 'Round Midnight
4 Love Is here to Stay
5 How My Heart Sings
6 Who can I Turn to
7 Come Rain or Come Shine
8 If You Could See Me now

Bill Evans(p) Chuck Israel(b) Larry Bunker(ds)
Recorded in Jan 1965

「インタープレイだか何だか知らないが、ピアノに割って入ってくるベース・ソロがどうも好きになれない」という受け止め方があってもいい。
そんな口には出しにくいことを密かに思っている方への格好のアルバムがこれ。
エヴァンスが自家薬籠中のものとする名曲で埋まり、肩の力をちょいと抜いたプレイが楽しめる。
ベーシストも煽ってこない。
なお「トリオ’64」という作品もあるが、「’65」はその続編ではない。全くの別物。

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#45 We Gets Requests

「We Gets Requests」
Oscar Peterson(Verve)

45peterson

1 Corcovado (Quiet Nights Of Quiet Stars)
2 Days Of Wine And Roses, The
3 My One And Only Love
4 People
5 Have You Met Miss Jones?
6 You Look Good To Me
7 Girl From Ipanema, The
8 D & E
9 Time And Again
10 Goodbye, J.D.

Oscar PETERSON(p) Ed THIGPEN(ds) Ray BROWN(b)

華麗な指さばきでピアノを十全に鳴らすピーターソンは、ブルースの枯れた味わいや、
可憐なメロディの「歌心」を醸し出すことについても超一流の名手。
このアルバムでのピーターソン・トリオはコンパクトにまとまった演奏で、曲のチャーミングな魅力を光らせている。
わかりやすくて奥が深い万人向けの作品。
音質の良さでも昔から定評がある。

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#43 When The Are Grey Skies

「When The Are Grey Skies」
Red Garland(Prestige)

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1. Sonny Boy 
2. My Honey's Lovin' Arms 
3. St. James Infirmary   
4. I Ain't Got Nobody 
5. Baby Won't You Please Come Home   
6. Nobody Knows the Trouble I've Seen   
7. My Blue Heaven

Red Garland(p), Wendell Marshall(b), Charles Persips(ds)

ガーランドが「ピアノ・トリオ界の水戸黄門」と呼ばれている(?)理由は、どれを聴いても内容が良いがどれも似たような感じ、ということにある。
デビュー以来20枚近くあるピアノトリオ盤で本作が少し異質なのは、この録音を境に引退してしまったことだ。
それだけにやや悲痛なムードが漂い、そこが胸を打つ。
ちなみにカムバックしたのは8年半後。

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#44 Nights Of Ballads & Blues

「Nights Of Ballads & Blues」
McCoy Tyner(Implse)

44maccytyner

1 Satin Doll
2 We'll Be Together Again
3 Round Midnight
4 For Heaven's Sake
5 Star Eyes
6 Blue Monk
7 Groove Waltz
8 Days Of Wine And Roses

McCOY tyner(p) STEVE Davis(b) LEX Humphries(ds)

ジョン・コルトレーンカルテット在籍中のマッコイは、ジャズ革新を追求するリーダーの姿勢とは正反対のオーソドックスなリーダー作をリリースした。
本作はタイトルが示すとおりスタンダード集。
コルトレーン・カルテット退団後は、ホーン奏者を加えるなど様々な方向を示した。
トリオ編成も80年代から取り組むが、この初期の作品を愛聴している人は多い。

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#42 Jazz Moments

「Jazz Moments」
George Shearing(Capitol)

42shearing

1.Makin' Whoopee
2.What Is This Thing Called Love
3.What's New 
4.Like Someone In Love
5.Heart Of Winter
6.Blues In 9/4
7.Symphony
8.When Sunny Gets Blue
9.Wonder Why
10.The Mood Is Mellow
11.Gone With The Wind
12.It Could Happen To You

ジョージ・シアリング (p)、 イスラエル・クロスビー (b)、 ヴァーネル・フォーニエ (ds)

ロンドン生まれのピアニスト、シアリングはアート・テイタムやテディ・ウィルソンからの影響を基にパウエルの語法も取り込み、スタイルを作り上げた。
渡米後、ヴァイブとギターを入れたクインテットで人気を博し、クール・ジャズの大衆化の担い手となった。
これは、彼には珍しいトリオ作で、リズム隊に名手ふたりを迎え、おなじみのスタンダードを彼流に料理している。
粋で気品あふれるシアリングのピアノを楽しめる決定盤だ。

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#41 Money Jungle

「Money Jungle」
Duke Ellington(United Artists)

41ellington

1. Money Jungle 
2. Fleurette Africaine 
3. Very Special
4. Warm Valley
5. Wig Wise 
6. Caravan 
7. Solitude
8. Switch Blade   
9. A Little Max (Parfait) 
10. REM Blues 
11. Backward Country Boy Blues
12. Solitude (alternate take)   
13. Switch Blade (alternate take) 
14. A Little Max (Parfait) (alternate take) 
15. REM Blues (alternate take) 

Duke Ellington:(P) Charles Mingus:(Bs) Max Roach:(Ds)

20世紀を代表する偉大な音楽家エリントンは、作曲家でバンドリーダーの面に目がいって、ピアニストの面は見過ごしかねない。
ここではチャールズ・ミンガス、マックス・ローチという豪腕のリズム隊と渡り合って、ピアニストとしての凄味を見せ付けている。
強力なタッチのパーカッシヴな奏法は、ハーレム・ストライド・ピアノの系譜を引くとは思えないほど斬新で過激だ。
これを聴けば、モンクとかセシル・テイラーが突然異変ではないことがわかるだろう。

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#40 Circle Waltz

「Circle Waltz」
Don Friedman(Riverside)

40friedman

1 CIRCLE WALTZ
2 SEA'S BREEZE
3 I HEAR A RHAPSODY
4 IN YOUR OWN SWEET WAY
5 LOVES PARTING
6 SO IN LOVE
7 MODES PIVOTING

DON FRIEDMAN,(p) CHUCK ISRAELS,(b) PETE LA ROCA,(ds)

フリードマンはエヴァンスから影響を受けた第一世代で、デビューした頃はエヴァンスの好ライバルとも目された。
白人らしい知的なリリシズムをもってエヴァンスと同列視されがちだが、フリードマンはもっと硬質で斬新な感覚を持っている。
本盤は現在に至るまで彼の最高傑作だ。印象派の小品を思わせる繊細で美しいタイトル曲における知的で内省的な演奏がフリードマンと本作の評価と人気を決定づけた。
録音から40年余りを経ても新鮮さをまったく失っていない。名盤中の名盤だ。

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#39 Where Do We Go From Here?

「Where Do We Go From Here?」
Don Randi(Verve)

39randi

1. T.J.'s Blues 
2. Waltzing Matilda 
3. I Love Paris 
4. That's All 
5. Take Six 
6. Interlude 
7. Autumn Leaves 
8. Gipsy in My Soul 

Don Randi(p), Leroy Vinnegar(b), Mel Lewis(ds)

ランディは西海岸で活躍したピアニストだ。
ウエスト・コースト・ジャズ隆盛期の人ではないが、キビキビしたタッチ、ファンキーなフィーリング、作編曲を含む豊かな音楽性はウエスト派のアンドレ・プレヴィンに近い。
実に達者だ。
ツボを心得た演奏は開業5年目とは思えない。
スウィンギーでブルージー、理屈ぬきに楽しい極上エンターテイメント作だ。
それにしても、こんなにビシバシ決まるメル・ルイス(ds)はそうは聞けまい。

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#38 Hi-Fly

「Hi-Fly」
Jaki Byard(New Jazz)

38byard

1. Hi-Fly
2. Tillie Butterball   
3. Excerpts from "Yamecraw" 
4. There Are Many Worlds   
5. Here to Hear   
6. Lullaby of Birdland   
7. 'Round Midnight   
8. Blues in the Closet 

JAKI BYARD (p) RON CARTER (b) PETE LA ROCA (ds)

バイアードはパウエルの直接的な影響圏外で個性を確立した。
ストライド奏法からフリーまであらゆるジャズ・ピアノの表現手法を借り物ではなくて自分のスタイルに消化した異才だ。
「ピアノの万華鏡」とも呼ばれた。
中央のシーンへのデビューは遅く、第3作の本作で個性はすでに完成しており、ジャズ・ピアノの巨匠の作品を素材に、十全に個性を発揮している。
キワモノ感のない端正な演奏に聞こえて実体はユニーク極まりない

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#37 The Bobby Timmons Trio In Person

「The Bobby Timmons Trio In Person」
The Bobby Timmons Trio(Riverside)

37timmons

1. Autumn Leaves
2. So Tired
3. Goodbye 
4. Dat Dere (Theme)   
5. They Didn't Believe Me [Live][#][*] 
6. Dat Dere [Full-Length][Live][#][*]   
7. Popsy   
8. I Didn't Know What Time It Was   
9. Softly, As in a Morning Sunrise   
10. Dat Dere (Theme) 

Bobby Timmons (piano); Ron Carter (bass); Albert "Tootie" Heath (drums).

ファンキー・ブームの寵児ティモンズが独立直後に放った一作だ。
有名なスタンダードとオリジナルを配し、リラックスした中にも熱気のみなぎる快演を繰り広げている。
粘るタッチはたしかに黒く、アーシーが売りのピアニストだと思われがちだが、スタンダードの解釈にうかがえるように、
斬新で洗練された感覚の持ち主だ。
聴衆を興奮のルツボに叩きこむだけが能じゃない。
ティモンズの興奮性と知的感覚を捉えた傑作ライブ。

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#36 A World Of Piano

「A World Of Piano」
Phineas Newborn Jr.(Contemporary)

36nowborn

1. Cheryl
2. Manteca   
3. Lush Life   
4. Daahoud   
5. Oleo 
6. Juicy Lucy   
7. For Carl   
8. Cabu 
PHINEAS NEWBORN JR. (p) PAUL CHAMBERS (b) <#1-4> PHILLY JOE JONES (ds) <#1-4>
SAM JONES (b) <#5-8> LOUIS HAYES (ds) <#5-8>

ニューボーンはアート・テイタムからの強い影響をもとに、モダンなスタイルを築いた。
超絶技巧を引っさげて中央のシーンに現れたときは、テイタムの再来と絶賛された一方で、
技巧に走って情感に欠けるとも非難された。
本盤は彼の真価をいかんなく捉え、評価を決定づけた代表作だ。
前半ではマイルスの後半ではキャノンボール・アダレイのリズム隊と組み、モダン・ジャズの名曲を素材に技と心が調和した名演をくり広げる。

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#35 Sunday AT The Village Vanguard

「Sunday AT The Village Vanguard」
Bill Evans(Riverside)

35evans

1. Gloria's Step [Take 2]
2. Gloria's Step [Take 3]
3. My Man's Gone Now
4. Solar 
5. Alice in Wonderland [Take 2] 
6. Alice in Wonderland [Take 1]   
7. All of You [Take 2]   
8. All of You [Take 3]   
9. Jade Visions [Take 2] 
10. Jade Visions [Take 1] 

Bill Evans(p) Scotto LaFaro(b) Paul Motian(d)

バド・パウエルが開発したバップ・ピアノのスタイルは、ピアニストが先頭を切って突進する傾向が強かった。
それに対し、サイドマンのベーシストやドラム奏者にも表現に参加してもらおうという、
より民主的なピアノ・トリオのスタイルをビル・エヴァンスは提唱した。
このアルバムは「ワルツ・フォー・デビー」と同日録音で、天才ベース奏者といわれたスコット・ラファロとエバンスのインタープレイが堪能できる極めつきの名盤。

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#34 Waltz For Debby

「Waltz For Debby」

34evans

Bill Evans(Riverside)

1. My Foolish Heart   
2. Waltz for Debby [Take 2]   
3. Waltz for Debby [Take 1] 
4. Detour Ahead [Take 2]   
5. Detour Ahead [Take 1]
6. My Romance [Take 1]   
7. My Romance [Take 2]
8. Some Other Time
9. Milestones   
10. Porgy (I Loves You, Porgy) 

Bill Evans(p) Scotto LaFaro(b) Paul Motian(d)

あまりにも有名なアルバムだけに全てわかったような気になりがちだが、
改めて「マイ・フーリッシュ・ハート」の冒頭の震えるようなエバンスのタッチを聞いて欲しい。
美しすぎる曲がこんなにも繊細な感覚をこめて演奏されていたという事実に驚くに違いない。
あたかもその一瞬を逃したら全てが崩壊してしまうのだとでも言いたげな気迫のすさまじさは
一聴すると叙情的なこの演奏の業の深さを示している。真の名演、名盤だ。

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#33 Speak Low

「Speak Low」
Walter Bishop Jr.(Jazztime)
33bishop

1.SOMETIMES I'M HAPPY
2.BLUES IN THE CLOSET
3.GREEN DOLPHIN STREET
4.ALONE TOGETHER
5.MILESTONES
6.SPEAK LOW

WALTER BISHOP JR. (p) JIMMY GARRISON (b) G.T.HOGAN (ds)

1961年の当時、幻のピアニストだったウォルター・ビショップJrの頭上に神風が吹いた。
シンプルで心地よく、ちょっぴり悲しげな旋律が詰まった名作の誕生。
しかしその後ビショップJrは本作を超えるアルバムを残せず、「一発屋」と呼ばれることになった。
でも、こんなにイカした一発があればもう十分じゃないかとかばってやりたい。
ジミー・ギャサリンのベースも大貢献。
軽やかにバウンドし、ピアノに勢いをつけた。

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#32 Exploraions

「Exploraions」
Bill Evans(Riverside)
32evans

1. Israel
2. Haunted Heart 
3. Beautiful Love [Take 2]
4. Beautiful Love [Take 1] 
5. Elsa 
6. Nardis   
7. How Deep Is the Ocean?   
8. I Wish I Knew   
9. Sweet and Lovely   
10. Boy Next Door [*] 

Bill Evans(p) Scotto LaFaro(b) Paul Motian(d)

リヴァーサイド4部作の第2作だ。
トリオのインタープレイを聴くなら「ポートレイト」と「ワルツ」、ラファロを聴くなら「サンディ」、エバンスを聴くならズバリこれだ。
トリオの緊密な一体感はそのままに、エヴァンスは表現の深淵にどこまでも沈潜し、清く澄みわたった世界を描き出す。
エバンスをそこまで孤高にしたのがラファロとの喧嘩だとすると複雑な気分だが、底なしの深みだ。
なかでも「ナルディス」は音楽という表現形式が達した極北の地だといえよう。

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#31 Moods

「Moods」
The Three Sounds(Blue Note)

31thethreesounds

1.Love For Sale
2.Things Ain't What They Used To Be
3.On Green Dolphin Street
4.Loose Walk
5.Li'l Darlin'
6.I'm Beginning To See The Light
7.Tammy's Breeze
8.Sandu

Gene Harris(p) Andrew Simpkins(b) Bill Dowdy(ds)

小気味良いタッチのジーン・ハリスが率いたスリー・サウンズは、ブルーノートのドル箱だった。
これは代表作で人気盤だ。まずは、後にブルーノートのオーナー夫人におさまるルース・メイソンをどアップでとらえた悩ましいジャケットによろめく。
次にエンターテイメント性に富みつつも聴きどころの多い演奏に思わずほくそえむ。
おなじみのスタンダードに洒落たアレンジが施され聴きあきない。

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#30 Barry Harris At The Jazz Workshop

「Barry Harris At The Jazz Workshop」
Barry Harris(Riverside)

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1 Is you or is you ain't my baby
2 Curtain call
3 Star eyes
4 Moose the Mooche
5 Lolita
6 Morning coffee
7 Don't blame me
8 Woody'n you

BARRY HARRIS(p) Sam Jones(b) Louis Hayes(ds)
Recorded in May 1960

頭の鉢の張った風貌が学究の徒を思わせるハリスは、パウエルの徹底した探求者だ。
とはいえ単なる模範者ではなく、端正で趣味の良いスタイルの持ち主だ。
ハデでも超個性的でもなく、通好みの渋い奏者といえるだろう。
本盤は当時在団していたキャノンボール・アダレイ・グループの同僚と組んだライブ作で、寛ぎに満ちセンスが光る快演が楽しめる。
ハリスが紡ぎだす一音一音は、磨きぬかれた玉露の一滴一滴のように味わい深い。

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#29 Kelly At Midnite

「Kelly At Midnite」
Wynton Kelly(vee Jay)

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1. Temperance 
2. Weird Lullaby 
3. On Stage 
4. Skatin' 
5. Pot Luck 

Wynton Kelly(p) Paul Chambers(b) Philly Joe Jones(ds)
録音:1960

蓮の葉に落ちた水滴が転がっていくよぅな小気味よさ、その中にもちょっと影がある切々とした哀愁、
ウィントン・ケリーはソニー・クラークと同様に本場アメリカよりも日本で愛されているピアニストだろう。
数あるリーダー盤の中でも本作が選ばれている理由は、そんなケリー節が前編にわたってあふれかえっているから。

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#28 Us Three

「Us Three」
Horace Parlan(Blue Note)

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1. US THREE
2. I WANT TO BE LOVED
3. COME RAIN OR COME SHINE
4. WADIN'
5. THE LADY IS A TRAMP
6. WALKIN'
7. RETURN ENGAGEMENT

HORACE PARLAN(p) GEORGE TUCKER(b) AL HAREWOOD(ds)
Recorded in Apr 1960

ブルーノートからピアノ・トリオのベスト5を選ぶとするなら、まず、本作抜きはありえない。
世の中の全ピアノトリオ盤でもこれほど灼熱のエネルギーを放射するアルバムはそうそうない。
冒頭のタイトル曲からしてそうだ。
ヘヴィなベースのイントロからザラついたドラムのブラシ、そして強引にのしかかってくるようなピアノ。
三者が絡み合い一丸となってヒートアップしていく。ヴォリューム最大で聴きたい。

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#27 This Here Is

「This Here Is」
Bobby Timmons(Riverside)

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1. This Here 
2. Moanin' 
3. Lush Life 
4. Party's Over 
5. Prelude to a Kiss 
6. Dat Dere 
7. My Funny Valentine 
8. Come Rain or Come Shine 
9. Joy Ride 

Bobby Timmons(p) Sam Jones(b) Jimmy Cobb(ds)
Recorded Jan.13-14,1960,

ジャズ・メッセンジャーズに参加してファンキー・ジャズの傑作「モーニン」を書いたのがピアニストのティモンズだ。
ゴスペル風の音使いとフレージングをジャジーなサウンドの中で融合させた彼の曲作りは「モーニン」と並ぶファンキー・ジャズの傑作「ジス・ヒア」及び「ダッド・デア」に結実している。
トリオでレコーディングしたこの作品では、これら2曲に加えて「モーニン」の再演も聞けるし、まさにティモンズの魅力すべてが楽しめる。

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#26 Portrait In Jazz

「Portrait In Jazz」
Bill Evans(Riverside)

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1. Come Rain or Come Shine
2. Autumn Leaves [Take 1]
3. Autumn Leaves [Mono Version]   
4. Witchcraft
5. When I Fall in Love
6. Peri's Scope 
7. What Is This Thing Called Love? 
8. Spring Is Here
9. Someday My Prince Will Come   
10. Blue in Green [Take 3]
11. Blue in Green [Take 2] 

Bill Evans(p) Scotto LaFaro(b) Paul Motian(d)

エバンスがスコット・ラファロとポール・モチアンのトリオで吹き込んだ記念すべき1作目。
ここにピアノ・トリオが向かい新しい方向性が示されている。
モード・イディオム(音階を主体にして即興演奏を行う手法)とインタープレイを重視したトリオの演奏は今も全く色あせていない。
どのトラックも甲乙つけがたいないようだが、斬新なピアノ・トリオ・ミュージックとして最高なのが「枯葉」のステレオテイクだ。

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#25 Tender Feelin's

「Tender Feelin's」
Duke Pearson(Blue Note)

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1. Bluebird Of Happiness
2. I'm A Fool To Want You
3. I Love You
4. When Sunny Gets Blue
5. The Golden Striker
6. On Green Dolphin Street
7. 3 A.M.

Duke Pearson (p) Gene Taylor (b) Lex Humphries(ds)
1959年録音

ブルーノートは野球でいえばクリーンナップ級の大砲が並んでいるイメージのレーベルだけれど、二番打者にうってつけの気配りが利く良いセンスのミュージシャンがいないわけではない。
デューク・ピアソンはその典型でエレガントで気品のあるピアノはこのレーベルの中で余計に底光しているように感じる。
うららかな春の日にこの彼のピアノを聞きながらうとうと午睡でもできたらどれほど幸せなものかと思う。

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#24 Easy To Love

「Easy To Love」
Roland Hanna(Atco)

24rolandhanna

1.The Best Things In Life Are Free 
2. Next Time You See Me 
3.From This Day On 
4.Like Someone In Love 
5.Yesterdays  
6.Farouk Thelonious 
7.It Never Entered My Mind 
8.Easy To Love 
9.Night In Tunisia 

Roland Hanna(p) Ben Tucker(b) Roy Burnes(ds)
1959年9月25日録音

ハナは渋いプレイながらあかぬけたタッチで個性を発揮した。
豊かなブルース・フィーリングも個性も駆使してこの作品ではスタンダードの数々が独特のタッチで綴られていく。
エヴァンスとは同世代で渋いタッチも共通している。
しかし出てくるサウンドはまったく違う。
それはエヴァンスが音階に基づいてアドリブを行っていたのに対してハナはメロディラインを大切にソロ・フレーズを構成していたからだ。
ウォームな響きもエヴァンスとは異質である。

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#23 West Side Story

「West Side Story」
Andre previn(Contemporary)

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1.Something's Coming
2.Jet Song
3.Tonight
4.I Feel Pretty
5.Gee, Officer Krupke!
6.Cool7.Maria
8.America

ANDRE PREVIN AND HIS PALS SHELLY MAN & RED MITCHELL

クラシックの指揮者/ピアニストとしても名を成すプレヴィンだが、この時代はウエスト・コーストを代表するジャズ・ピアニストのひとりとして素晴らしい演奏を聞かせていた。
彼の特徴は正確なタッチと乗りのよさにある。表現も奥が深い。
このアルバムは人気ミュージカルがこぞって取り上げていた。
中でも原曲を大切にしながらジャズの魅力をたっぷりと聞かせるこの作品がベストのできばえだ。

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#22 Improvised Meditations & Excursions

「Improvised Meditations & Excursions」
瞑想と逸脱の世界/John Lewis(Atlantic)

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1.How Long Has This Been Going On?
2.Yesterdays
3.Love Me
4.Now's the Time
5.Delauney's Dilemma
6.Smoke Gets in Your Eyes
7.September Song

NYC, May 7, 1959
John Lewis (p) Percy Heath (b) Connie Kay (d)

ルイスが音楽監督を務めるモダン・ジャズ・カルテットはジャズとクラシックの融合によって高い人気を博していた。
一方その活動の合間を縫って行うソロ・プロジェクトではジャズの真髄ともいえる即興演奏に重きを置くことで、音楽的なバランスを図っていたように思う。
そのソロ作品の中で、最も充実しているのがこの1枚。
もともと派手なプレイをしない彼がここではいつも以上に抑えた表現でジャズの魅力を追求してみせる。

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#21 Junior

Junior Mance(Verve)

21juniormance

1.Smooth One
2.Miss Jackie's Delight
3.Whisper Not
4.Love for Sale
5.Lilacs in the Rain,
6.Small Fry
7.Jubilation
8.Birk's Works
9.Blues for Beverlee
10Junior's Tune

Junior Mance_piano;Ray Brown_bass; Lex Humphries_drums.

Recorded : April 9, 1959. NYC.

マンスが初期に残した傑作トリオ・アルバム。
持ち味のブルージーな表現を存分に駆使して、趣味のいい演奏を前編にわたって繰り広げる。
単にダウン・トゥ・アースなプレイをするのではなく、彼の場合は都会的なセンスも認められるところがいい。
当時参加していたコンボのリーダー、ディジー・ガレスピーに敬意を表した「バークス・ワークス」をはじめ、
丁寧なアプローチによってブルージーな表現が際立つ独特のタッチが爽快感をかもし出す。

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#20 The House Of Blue Lights

Eddie Costa(Dot)

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1.THE HOUSE OF BLUE LIGHTS
2.MY FUNNY VALENTINE
3. DIANE
4.ANNABELLE 
5.WHEN I FALL IN LOVE
6. WHAT'S TO YA

★1959年1月29日&2月2日ニューヨークで録音
EDDIE COSTA (p) WENDELL MARSHALL (b) PAUL MOTIAN (ds)

ピアニストとしてのコスタにスポットライトをあてた作品。
ヴァイブの名手としても知られる彼だが、本領を発揮するのはピアノを弾いたときだ。
エヴァンスに通ずるクールで知的なプレイとリリシズムが印象に残る。
中でも「マイ・ファニー・バレンタイン」では、クールなタッチを中心にしっとりとした優しさも認められる。

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#19 Sonny Clark Trio

Sonny Clark Trio(Time)

19sonnyclark

1.MINOR MEETING
2.NICA
3.SONNY'S CRIP
4.BLUES MAMBO
5.BLUES BLUE
6.UNKA
7.MY CONCEPTION
8.SONIA

SONNY CLARK (p) GEORGE DUVIVIER (b) MAX ROACH (ds)

まったく同じタイトルのブルーノート盤が大人気のため、つい「もう一枚の」といわれてしまいがちなソニー・クラークの数少ないトリオ作品。
レーベルの実力、収録曲、ジャケットのイメージ、そして録音状態からして、ブルーノート盤を「ひまわり」とするなら、
こちらは「月見草」のような風情がある。
しかし、だからこそ、このブルージーな哀愁のピアニストの真骨頂はこのタイム盤にあり、
と判官贔屓も手伝って肩入れしたい。

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#14 Overseas

「Overseas」
Tommy Flanagan(Metronome)

14tommyflanagan

1 Relaxin' at Camarillo
2 Chelsea Bridge
3 Eclypso
4 Dalarna
5 Vernandi
6 Willow Weep for Me
7 Beats up
8 Skal Brothers
9 Little Rock
10 Dalarna
11 Vernandi
12 Willow Weep for Me

Tommy Flanagan(p) Wilbur Little(b) Elvin Jones(ds)

フラナガンは50年代ジャズ黄金時代、多くの名盤をサポートしたが、リーダー作がなかったが、突如、本作で主役に躍り出て渋いいぶし銀が輝かしい光を放った。

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#13 Ray Bryant Trio

「Ray Bryant Trio」
Ray Bryant Trio(Prestige)

13raybryant1. Golden Earrings
2. Angel Eyes
3. Blues Changes
4. Splittin'
5. Django   
6. Thrill Is Gone
7. Daahoud   
8. Sonar 

Ray Bryant(p) Ike Isaacs(b) Specs Wright(ds)

代表作の本作で歯切れの良いタッチによる流麗な歌心とブルージーでエレガントな味わいが楽しめる。
なかでも切々たる哀調を淡々と綴ったゴールデン・イヤリングスは彼と本作の人気を決定づけた名演。

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#12 Groovy

「Groovy」
Red Garland(Prestige)

12redgarland_21. C Jam Blues   
2. Gone Again   
3. Will You Still Be Mine? 
4. Willow Weep for Me
5. What Can I Say, Dear
6. Hey Now

Red Garland(p) Paul Chambers(b) Art Taylor(ds)

口当たりのいい小ぶりなスウィング、小粋でキュート、ちょっとブルージーな黒っぽさ。
ガーランドは終生にわたって良くも悪くも自分自身の世界を守り通した。

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#18 The Scene Changes

The Amazing Bud Powell Nol.5(Blue Note)

18powell

1. Cleopatra's Dream
2. Duid Deed 
3. Down With It
4. Danceland   
5. Borderick 
6. Crossin' the Channel
7. Comin' Up
8. Gettin' There
9. Scene Changes
10. Comin' Up

Bud Powell(p) Paul Chambers(b) Art Taylor (ds)

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後期のパウエルを代表する傑作で人気盤だ。
人気のわけはCMに使われたエキゾチックな「クレオパトラの夢」で、
ほかも同じような構成のマイナー調の曲が多い。
全曲オリジナルを用意し、ほぼワンテイクで片付けたことでわかるように
明るい気分で演奏に興じる親しみやすいパウエルがいる。
パウエル未体験者はまず本作から。

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#17 Mal-4

Mal Waldron(New Jazz)

17malwaldron

1. Splidium-dow
2. Like Someone in Love
3. Get Happy
4. J.M.'s Dream Doll
5. Too Close for Comfort
6. By Myself
7. Love Span

Mal Waldron(p)  Addison Farmer(b)  Kenny Dennis(ds)

翳りを宿す語り口調で「孤高のピアノ詩人」と呼ばれたマルは、当初モンクの影響が濃いピアニストだった。
ホーンを入れた「Mal-1」から「Mal-3」では、作編曲家の面も打ち出した。
本作をトリオ作としたのは、前年にビリー・ホリデイの伴奏者になって深く影響され、
ピアニストとして生身の自分を表現しようと決意したからなのだろう。
モンク色を留めるパーカッシブな演奏で度合いは低いが、前作よりダークだ。

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#16 But Not For Me

Ahmad Jamal Trio At The Pershing(Argo)

16ahmadjamal

1. But Not For Me
2. Surrey With The Fringe On Top
3. Moonlight In Vermont
4. Music, Music, Music
5. No Greater Love
6. Poinciana
7. Woody'n You
8. What's New 

Ahmad Jamal(p)  Israel Crosby(b)  Vernell Fournier(ds)

ジャマルはパウエル系やハード・バップ派でくくれない特異なスタイルの持ち主だ。
音数を刈り込んで間を活かした奏法と、グループ・サウンドを重視した演奏は、
マイルスをしてインスピレーションの源泉だといわしめた。
本作はビルボードのLPチャートで第3位に輝いた。
有名なスタンダードに洒落た装いが施されメンバー3人が補完しあって抑制と寛ぎが調和した演奏が展開される。
トリオの魅力を余すところなく捉えた名ライブだ。

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#15 Sonny Clark Trio

Sonny Clark Trio(Blue Note)

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1. Be-Bop 
2. I Didn't Know What Time It Was
3. Two Bass Hit
4. Tadd's Deligh
5. Softly As In A Morning Sunrise
6. I'll Remember April
7. I Didn't Know What Time It Was (alternate take) 
8. Two Bass Hit (alternate take)   
9. Tadd's Delight (alternate take) 

Sonny Clark(p) Paul Chambers(b) "Philly" Joe Jones(ds)

クラークもパウエル派だが、厳しさは排し、ホレス・シルヴァー譲りのブルース感覚を加え、
明快で歌心に富んだスタイルを築いた。
これはトリオによる代表作で、都会的で洗練された感覚が光る。
一番人気は「朝日のようにさわやかに」だ。
さわやかどころか黄昏の憂いが漂うが、彼の魅力が凝縮している。
これもハード・バップのピアノトリオを代表する名盤だ。

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#11 The Toshiko Trio

「The Toshiko Trio」
Toshiko Akiyoshi(Storyville)

11toshikoakiyoshi1. Between Me And Myself
2. It Could Happen To You
3. Kyo-Shu
4. Homework
5. Manhattan Address
6. Sunday Afternoon
7. Blues for Toshiko
8. Soshu No Yoru
9. Softly As In A Morning Sunrise

TOSHIKO AKIYOSHI(p) PAUL CHAMBERS(b) EDMOUND THIGPEN(ds)

秋吉は米本国で明星を博し、「ジャズの殿堂」入りした。
これはバークリー音楽院の奨学金を得て渡米した頃の姿をとらえた一作だ。
心奉したパウエルに加え、ハンプトン・ホウズからの影響も消化し、力強さと細やかさを備えた独自のスタイルをすでに確立している。

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#9 Kenny Drew

「Kenny Drew」
Kenny Drew Trio(Riverside)

09kennydrew_31. Caravan
2. Come Rain or Come Shine
3. Ruby, My Dear
4. Weird-O
5. Taking a Chance on Love
6. When You Wish Upon a Star   
7. Blues for Nica   
8. It's Only a Paper Moon 

KENNY DREW(p) PAUL CHAMBERS(b) PHILLY JOE JONES(ds)

黒人らしい粘るタッチは薄めだが、ファンキーな節が黒さを強める。
マイルスのリズム隊を迎えた本作は明快なタッチで突っ走るアップテンポから、黒人にしては珍しくペダルを使ったロマンの香るバラードまで、魅力前回の代表作となった。
ハードバップのピアノトリオを代表する名盤。

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#8 'Round Midnight

「'Round Midnight」
Claude Williamson(Bethlehem)

08claudewilliamson_21 STELLA BY STARLIGHT
2 SOMEBODY LOVES ME
3 I'LL KNOW
4 THE SURREY WITH THE FRINGE ON TOP
5 POLKA DOTS AND MOONBEAMS
6 HIPPY
7 TEA FOR TWO
8 STOMPIN' AT THE SAVOY
9 'ROUND MIDNIGHT
10 JUST ONE OF THOSE THINGS
11 LOVE IS HERE TO STAY
12 THE SONG IS YOU

CLAUDE WILLIAMSON(p) RED MITCHELL(b) MEL LEWIS(ds)

ウィリアムソンはウエストコースト・ジャズを担った白人ピアニストで、パウエルに心酔し「白いバド・パウエル」と呼ばれた。
ここではハンプトン・ホウズのブルース感覚も取り入れ明るく軽快な持ち味を発散している。
一流のリズム隊と組み、有名なスタンダードに挑んだ本作は覇気のみなぎる傑作で白人ピアノトリオの典型的名盤だ。

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#7 Introducing Carl Perkins 

「Introducing Carl Perkins」
Carl Perkins(Dootone)

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1. Way 'Cross Town 
2. You Don't Know What Love Is 
3. Lady Is a Tramp 
4. Marblehead 
5. Woody 'N You 
6. West Side AKA Mia 
7. Just Friends 
8. It Could Happen to You 
9. Why Do I Care? 
10. Lilacs in the Rain 
11. Carl's Blues 
12. West Side AKA Mia [Alternate Take][#][*] 

カール・パーキンス(p)、ルロイ・ヴィネガー(b)、ローレンス・メイラブル(ds)

30歳の誕生日を待たずに自動車事故によって命を失った彼の唯一のリーダーアルバムである。
それにしても「イントロデューシング」が最後のアルバムというのは皮肉な話。
彼は幼児期に受けた事故のため左手が曲がっておりそのため特殊なピアノ奏法をとっているが、聴いていても全くわからないし、端正で上品な演奏で聴くほどに味が出てくる。
マイルスの好きなピアニストだったといわれている。

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#6 Concert By The Sea 

「Concert By The Sea」
Erroll Garner(CBS)


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1. I'll Remember April [Live] 
2. Teach Me Tonight [Live] 
3. Mambo Carmel [Live] 
4. Autumn Leaves [Live] 
5. It's All Right with Me [Live] 
6. Red Top [Live] 
7. April in Paris [Live] 
8. They Can't Take That Away from Me [Live] 
9. How Could You Do a Thing Like That to Me? [Live] 
10. Where or When [Live] 
11. Erroll's Theme [Live] 
12. Way You Look Tonight [Live][*] 
13. Happiness Is a Thing Called Joe [Live][*] 
14. Sweet and Lovely [Live][*] 
15. Mack the Knife [Live][*] 
16. Lover Come Back [Live][*] 
17. Misty [Live][*] 
18. Dancing Tambourine [Live][*] 
19. Thanks for the Memory [Live][*] 
20. Misty [Live][*] 

Erroll Garner(p) Eddie Calhoun(b) Denzil Best(d)

”ワン・アンド・オンリー”というのがエロル・ガーナーを形容する言葉なのだが、彼の演奏スタイルは誰にも似ていない。
具体的には”ビハインド・ザ・ビート”といわれるタメをきかせたリズムの気持ちよさだろう。

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#5 Herbie Nichols

「Herbie Nichols」
ハービー・ニコルス・トリオ(Blue Note)

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1. ザ・ギグ 
2. ハウス・パーティ・スターティング 
3. チット・チャッティング 
4. ザ・レディ・シングス・ザ・ブルース 
5. 舞踏の女神 
6. スピニング・ソング 
7. クェアリー 
8. ワイルドフラワー 
9. ハングオーヴァー・トライアングル 
10. マイン 

ハービー・ニコルス (p), アル・マッキボン (b), テディ・コティック (b), マックス・ローチ (ds)

ハービー・ニコルスは不遇の才人で、もしブルーノート・レーベルがこのアルバムを録音していなかったら、彼の名は埋もれ去っていた。
ジャズの定番メロディを避け、しかも人を納得させられる曲を提供するのは至難の業だが
ニコルスはその難事をこのアルバムで成し遂げた。

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#4 Horace Silver and Spotlight On Drums : Art Blakey - Sabu

「Horace Silver and Spotlight On Drums : Art Blakey - Sabu」
Horace Silver(Blue Note)

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1. Safari
2. Ecaroh 
3. Prelude to a Kiss 
4. Thou Swell   
5. Quicksilver 
6. Horoscope 
7. Yeah 
8. Knowledge Box 
9. How About You? 
10. I Remember You 
11. Silverware   
12. Message from Kenya 
13. Opus de Funk
14. Nothing But the Soul 
15. Buhaina 
16. Day In, Day Out

Horace Silver(p) & The Jazz Messengers

ホレス・シルバーがファンキー・ジャズの旗手としての始まりを飾る新鮮な演奏。
ファンキー・ピアノの特徴である粘っこいリズム感もすでに表われており他人の影響とオリジナリティの関係が浮き彫りにされた面白い演奏。

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#3 Thelonious Monk

「Thelonious Monk」(Prestige)
セロニアス・モンク・トリオ

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1. リトル・ルーティ・トゥーティ 
2. スウィート・アンド・ラヴリー 
3. パイヤ 
4. モンクス・ドリーム 
5. トリンクル・ティンクル 
6. ジーズ・フーリッシュ・シングス 
7. ブルー・モンク 
8. ジャスト・ア・ジゴロ 
9. ベムシャ・スウィング 
10. リフレクションズ

THELONIOUS MONK(p)  GARRY MAPP(b) ART BLAKEY(ds)

聞きはじめは少々違和感を持つけれど、聴くほどに彼の世界にはまりこむ。
このアルバムはモンクの数少ないトリオ演奏の傑作。

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#2 バド・パウエルの芸術

「バド・パウエルの芸術」
バド・パウエル トリオ

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1. 四月の想い出 
2. インディアナ 
3. 誰かが私を愛している 
4. アイ・シュッド・ケア 
5. バッズ・バブル 
6. オフ・マイナー 
7. ナイス・ワーク・イフ・ユー・キャン・ゲット・イット 
8. エヴリシング・ハプンズ・トゥ・ミー 
9. エンブレイサブル・ユー 
10. バート・カヴァーズ・バド 
11. マイ・ハート・ストゥッド・スティル 
12. ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ 
13. バグス・グルーヴ 
14. マイ・ディヴォーション 
15. 星影のステラ 
16. ウッディン・ユー 

バド・パウエル (p) ジョージ・デュヴィヴィエ (b)
カーリー・ラッセル (ds) マックス・ローチ (ds) アート・テイラー (ds)

ピアノが積極的にメロディを紡ぎだし、ベース、ドラムスが従っていく”ピアノトリオ”のフォーマットはバド・パウエルによって完成された。
このアルバムは彼の代表作でモダン・ジャズピアノのお手本といわれる優れた演奏集。

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#10 The Unique

「The Unique」
Thelonious Monk(Riverside)

10monk1. Liza (All the Clouds'll Roll Away)
2. Memories of You 
3. Honeysuckle Rose 
4. Darn That Dream
5. Tea for Two 
6. You Are Too Beautiful
7. Just You, Just Me 

THELONIOUS MONK(p) OSCAR PETTIFORD(b) ART BLAKEY(ds)

間引きされた音、不協和音、ネジれた間合いで昔の小唄にモンクのスタンプが押され、茶目っ気とスリルがないまぜのモンクス・ミュージックが生み出される。

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#1 Vocal Classics & Instmental Classics

「Vocal Classics & Instrumental Classics」(Capitol)/Nat King Cole
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1. SWEET LORRAINE
2. WHAT CAN I SAY AFTER I SAY I'M SORRY
3. I'LL STRING ALONG WITH YOU
4. FOR ALL WE KNOW
5. THIS IS MY NIGHT TO DREAM
6. EMBRACEABLE YOU
7. LITTLE GIRL
8. IF I HAD YOU
9. IT'S ONLY A PAPER MOON
10. MAKIN' WHOOPEE
11. I'M THRU WITH LOVE
12. TOO MARVELOUS FOR WORDS
13. MAN I LOVE,THE
14. WHAT IS THIS THING CALLED LOVE
15. EASY LISTENING BLUES
16. THIS WAY OUT
17. SMOKE GETS IN YOUR EYES
18. BOP KICK
19. BODY AND SOUL
20. SWEET GEORGIA BROWN
21. PRELUDE IN C SHAPE MINOR
22. RHUMBA AZUL
23. HONEYSUCKLE ROSE
24. LAUGH! COOL CLOWN
(vo、p)ナット・キング・コール
(g)オスカー・ムーア、アーヴィング・アシュビー
(b)ジョニー・ミラー、ジョー・コンフォート
(bongo)ジャック・コンスタンソ

当時(1940年代後半)ピアノを中心に3人で演奏することは革命的な出来事で、その先駆者がコールだった。
ジャズとポピュラーの境目がなかった時代だけにピアノは歌うようにメロディックで洒脱であり、小難しさが一切なく、半分はヴォーカルナンバーだ。

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